本日、世界トップの流動性プロバイダー兼マーケットメイカーであるシタデル・セキュリティーズは、KCG Holdingsの指定マーケットメイカー(DMM)事業の買収を発表しました。これにより、シタデル・セキュリティーズのNYSEにおけるDMMとしての地位はより強固になり、約1,500の発行体のトレーディングに責任を負うことになります。
「この買収は、当社の積極的な拡大計画の一環であり、また豊かな流動性と卓越したトレード執行において当社を頼みとする機関投資家及び個人投資家の皆さまに向けた取り組みの一環でもあります」とHead of Citadel Execution ServicesのJamil Nazaraliは述べています。「当社では、投資家の皆さまのために市場を改善する革新的な方法を常に模索しています。NYSE上場企業の利益のために、同取引所のプラットフォームに当社の経験とテクノロジーを活用できることを嬉しく思います」
シタデル・セキュリティーズは米国株式と株式オプションにおいて業界をリードするマーケットメイカーです。2002年創設のシタデル・セキュリティーズは、トレーディング・コストの削減、透明性の向上、個人投資家の約定の質の向上を通じた市場の変革において、長期にわたる実績を誇ります。
「シタデル・セキュリティーズは次世代DMMのリーダー的存在であり、NYSEの実績ある、独自の上場及びトレーディング・エクスペリエンスに対して、大きな付加価値をもたらすでしょう」と、NYSEグループ社長のTom Farley氏は語ります。「シタデル・セキュリティーズによって、膨大なエネルギー、専門知識、テクノロジーがもたらされることで、投資家とNYSE上場企業の双方が恩恵を受けるでしょう」
DMMの役割は、発行ポートフォリオを監視し、その発行における公正かつ秩序ある市場を維持することです。DMMは、適正価格の設定、ボラティリティの最小化、流動性の確保を促進する上で重要な役割を担っています。
本取引は今年の下半期に完了する予定であり、業界をリードするグローバル流動性プロバイダーとしてのシタデル・セキュリティーズの立場がさらに強化されます。
米国における有価証券及びFX業務は、FINRA & SIPCメンバーのCitadel Securities LLCが実施します。