ロンドンで毎年開催される受賞ディナーにおいて、Risk誌はシタデル・セキュリティーズを「金利デリバティブス・ハウス・オブ・ザ・イヤー」に選出したと発表しました。
Risk誌は、比較的新しい市場参入者としてのシタデル・セキュリティーズの成功を反映させ、シタデル・セキュリティーズを「この主力スワップ事業に参入した初のアウトサイダー」と表現しています。
米大手資産運用管理会社のシニアトレーダーは、Risk誌に対して次のように語っています。
「シタデルは、値付けを敏速にするという点で市場構造を改善しました。これはディーラーに動きを強いるものであり、この側面はとても良いと思います。たとえ成功しなかったとしても、他社も同じ条件で競争することになるなら、業界に対して素晴らしいサービスを行ったと言えます」
受賞に当たり、Global Head of Fixed Income, Currencies and CommoditiesのPaul Hamillは、シタデル・セキュリティーズが手堅い価格設定やスピードなど、クライアント・フレンドリーな機能を重視していることが幸いしたと述べています。
あるデリバティブ・トレーダーは、Risk誌のインタビューにこう答えています。「ウォール・ストリートの半分は、最後まで責任を負わないでしょう。シタデルは常にそこにいてくれます。そのことが取引に大きな安心を与えてくれます」
「[シタデル・セキュリティーズの]規模、スピード、薄いスプレッドの組み合わせは、米国市場の多くの最大手デリバティブ・ユーザーにとって、非常にありがたいものです。ヘッジファンドに限らず、年金基金や企業、さらには政府機関にとっても同様です」と、Risk誌のエディターは結論付けています。