シタデル・セキュリティーズによるKCG Holdingsの指定マーケットメイカー（DMM）事業の買収が、今週成立しました。これにより、シタデル・セキュリティーズの為替業務における最大のDMMとしての地位はより強固になり、取引所におけるNo.1指定マーケットメイカーとして、時価総額約9兆ドルを占める約1,500の発行体のトレーディングに責任を負うことになります。市場におけるDMMの重要な役割は、世界の大手上場企業や有名上場企業の株式の取引を、投資家が効率的に実行できるようにすることです。
本日のクライアント宛レターで、シタデル約定サービスのヘッドであるJamil Nazaraliは次のように述べています。
「当社は、大手上場企業数社のDMMとして、世界トップレベルのマーケットメイカーとしての経験とトレーディングに関する見識をNYSEの取引フロアにもたらすことができることを嬉しく思います。同時に、金融市場において全ての投資家により良い成果を確保すべく取り組みながら、今後も引き続き、卓越した約定の質と比類ないサービスの提供に重点を置いてまいります」
2002年創設のシタデル・セキュリティーズは、トレーディング・コストの削減、透明性の向上、個人投資家の約定の質の向上を通じた市場の変革において、長期にわたる実績を誇ります。