シタデル・セキュリティーズは本日、Citiの一部門である自動化トレーディング・デスク金融サービス（Automated Trading Desk Financial Services）の株式取引資産買収を発表しました。Traders誌で報道されたように、「この取引は業界リーダーであるシタデル・セキュリティーズの立場を一層強固にするものであり、それによって個人投資家に追加流動性へのアクセスを提供し、より多くのクライアントに強力な約定の質を提供できるようになります」
2002年創設のシタデル・セキュリティーズは、世界をリードするリテール株式のマーケットメイカーであり、上場株の米国連結取引高の約14%、米国のリテール株式取引高の34%、米国株式取引高全体の21%を約定しています（記事全文はこちらをご覧ください）。今月上旬、シタデル・セキュリティーズはKCG Holdingsの指定マーケットメイカー事業の買収を完了し、ニューヨーク証券取引所のNo.1指定マーケットメイカー（DMM）としての地位を固めました。
シタデルのHead of Citadel Execution ServicesであるJamil Nazaraliは次のように語って述べています。「この買収は、業界をリードする当社の株式事業の成長を支えるものであり、また、従来型プロバイダーが引き続きこの領域で活動を続ける中、グローバルな拠点、最先端テクノロジー、トレーディングの専門知識を生かして、クライアントの多様なニーズに応えていく当社の取り組みを反映するものです」