企業ニュース シタデル・セキュリティーズがダブリンで事業開始

シタデル・セキュリティーズがダブリンで事業開始

May 16, 2016

シタデル・セキュリティーズがダブリンへ。Financial Newsで報道されたように、シタデル・セキュリティーズは2017年第1四半期に欧州拠点を拡大し、「Fair City(美しい町)」と呼ばれるダブリンに新しい事業拠点を開設します。この戦略により、シタデル・セキュリティーズは米国オプション及びETFマーケットメイキング事業を欧州大陸へと拡大し、現在の欧州株と先物フランチャイズ、また成長しつつあるFICC事業を補完することになります。欧州規制当局は金融市場の全面的な見直しを図っており、ノンバンクの新規参入により、新たなテクノロジーの導入と、よりオープンかつ公正で効率的なトレーディング環境が生まれることを期待しています。経験豊富な人材と世界レベルの大学という強力な基盤を併せ持つダブリンは、長期的な成長を遂げる上で当然の選択と言えるでしょう。現在、トレーダー、プログラマー、クオンツ、アナリストの採用を進めています。

Financial Newsの記事より抜粋:「シタデル・セキュリティーズは、テクノロジー牽引型のノンバンク金融機関が台頭する中で成長を遂げています。これらの機関は、銀行とは異なり、新しい自己資本比率の束縛を受けることがなく、また金融危機後に起こったデリバティブ市場の透明性の改善を狙いとした改革によって勢いを増しています。こうした動きにより、多くの商品が電子取引プラットフォームに乗せられ、手形交換所を仲介する方向に向かっています」

新オフィスはロンドンに本社を置くEU本部がサポートします。