「これから先の金融の道のり」はこれまでの道のりとはかなり異なる様相を呈している。規制、混乱、人的資本により、今後数年間がどのように形作られていくかを話し合うためミルケンに集結したパネルディスカッションは、このように結論付けました。
シタデル・セキュリティーズのPaul Hamillは以下のクリップ(26:00)で、AmazonやUberといった消費財領域における創造的破壊者を生み出したのと似たような状況が、現在の金融サービスにおいても進行していると説明しています。「私たちは、シリコンバレーの企業との競争が激化していることに気づいています。そのこと自体が、私たちの立ち位置とこの業界の進む方向を示しています」と、Hamillは人材獲得競争について述べています。
Credit Suisse HoldingsのTim O’Hara氏が司会を務め、BlackstoneのStephen Schwartzman氏、BMP Capital MarketsのDarrly White氏、CFTC会長のTimothy Massad氏、EJF CapitalのEmanuel Friedman氏をパネリストに迎えて行われたパネルディスカッションでは、次のトピックが議題に上がりました。
-
- イノベーション及びフィックストインカム市場(29:50)
- ブロックチェーンの利点とリスク(32:10)
- 文化と人材への金融危機の影響(36:00)
最も優秀な人材が他の卓越した人々と共に仕事をし、自分が素晴らしいことに貢献していると感じたいと願うのは、普遍的な真理です。私たちはこのことを軽視しません。私たちは金融市場を再定義し、変化させようとしています。これは起こるべくして起こることなのです」とHamillは結論付けています。
今後数年にわたり、業界に最も大きな影響を及ぼすトレンドは何だと思いますか?