CITADEL SECURITIES

シタデルとシタデル・セキュリティーズが英国有数の医療機関による新型コロナウイルス感染症の研究及びワクチン開発の取り組みを支援

May 1, 2020

インペリアル・カレッジ・ロンドンにおける研究、及びバーツ・ヘルスNHSトラストをユニバーシティ・カレッジ・ロンドンとの共同研究に対し、世界的に重要な免疫学の先進的研究として300万ポンドを寄贈

シタデル及びシタデル・セキュリティーズのパートナーは本日、ロンドン有数の2つの医療機関が実施する科学的取り組みを推進するために、300万ポンドの支援を行うことを発表しました。この取り組みは、新型コロナウイルス感染症の治療及び予防を推進するための免疫学研究を対象としたものです。これらの研究は、英国で最も影響力の大きい医学的な取り組みであり、国際的な科学コミュニティの新型コロナウイルスに対する理解を深め、ワクチンの開発と量産に要する時間と費用を大きく削減することが期待されます。シタデル及びシタデル・セキュリティーズのパートナーは、この英国への寄付と併せて、新型コロナウイルス感染症の救援活動を支援するために1月中旬から2,000万ドルを拠出しています。

シタデルの創業者兼CEOであるKen Griffinは次のように述べています。「医療現場や研究所で新型コロナウイルス感染症との闘いに挑んでいる医師、看護師、研究者の皆様には、どれだけ感謝しても足りません。私たちの社会を守り、感染の流行を食い止めようと、休みなく働いておられる勇敢な方々を支援できることを光栄に思います」

英国におけるこれらの取り組みの具体的な目的は次の通りです。

新型コロナウイルス感染症などを対象とした、最先端かつ大規模なワクチン開発プラットフォームの構築

200万ポンドの寄付により、インペリアル・カレッジ・ロンドンの取り組みを前進させます。この取り組みは、大規模な製造が可能な低投与量の新型コロナウイルス感染症用小分子活性化RNA(saRNA)ワクチンを、通常のワクチン開発よりはるかに少ないコストと時間で開発することを目的としています。saRNAワクチンは、投与されると体内で自己複製を行うため、低投与量で免疫を生成できます。この取り組みは、革新的なワクチン開発プラットフォームを利用することにより、2020年中に数百万本単位で必要になるともいわれる新型コロナウイルス感染症用ワクチンを開発することを目的としています。インペリアル・カレッジ・ロンドンによる新型コロナウイルス感染症に対する活動への支援については、こちらで詳細をご覧ください。

インペリアル・カレッジ・ロンドンの学長であるAlice Gast教授は次のように語っています。「シタデルの惜しみない支援により、短期間に予算内で投入可能な新しいワクチンを開発するという、Robin Shattock教授のグループによる研究が加速されます。これは、ウイルス学や疫学から試験や追跡に至るまで、様々な学問が関わる国際的な取り組みであり、Ken Griffin氏やそのパートナーのような先見的な支援者を必要としています。コロナウイルスの克服に向けた活動を推進するには、慈善の精神が重要なのです」

国際的研究を目的としたNHSナイチンゲール野戦病院の生物遺伝資源リポジトリを拡大し、新型コロナウイルス感染症の治療とワクチン開発を推進

100万ポンドの寄付により、バーツ・ヘルスNHSトラストがユニバーシティ・カレッジ・ロンドン及びロンドン大学クイーン・メアリー校と共同で行う、感染中及び感染前後の新型コロナウイルス感染症に関する世界最大級の生物遺伝資源リポジトリの創設が可能になります。NHSナイチンゲール野戦病院では、新型コロナウイルス感染症の流行期間を通じて、毎週、最前線の医療従事者1,000名から生体試料を集めています。感染の危険が高い集団から収集したこの連続的なデータと試料により、研究者は免疫反応とリスク要因に関する重要な疑問に対する答えを導き出せる上、治療及びワクチン開発の取り組みについて、英国内、さらに全世界の科学者に報告できます。バーツ・ヘルスNHSトラストによる新型コロナウイルス感染症に対する活動への支援については、こちらで詳細をご覧ください。

NHSナイチンゲール病院ロンドン最高責任者のCharles Knight教授は次のように語っています。「シタデルの資金提供のおかげで、データ・ライブラリを拡張して、無症状から重症までの新型コロナウイルス感染症全体を対象とすることが可能になります。このデータにより、James Moon教授が率いる研究グループが疾患重症度についての理解を深めることができ、また世界中の科学者が新型コロナウイルス感染症についての疑問を解明する一助となるでしょう。現在のパンデミック環境では共同科学研究が不可欠であり、『COVID-sortium医療従事者生物遺伝資源』は、そうした取り組みの模範となるでしょう」

新型コロナウイルス感染症の救援活動
シタデル及びシタデル・セキュリティーズのパートナーは、個人防護具や人道支援から、感染流行の影響を大きく受けた人々に対する資金援助や科学的取り組みの促進まで、幅広い支援を含む、新型コロナウイルス感染症に関する多面的な慈善プログラムを投入しました。この支援活動は1月中旬に始まり、今回の発表内容と併せ、支援額は2,000万ドルに上ります。具体的な内容は以下の通りです。

  • 中国武漢市への人道支援と物資の提供
  • 武漢への17トン超の支援物資及び800名以上の米国人の武漢からの帰国など、米国国務省の新型コロナウイルス感染症に関する救援活動の支援
  • 感染症流行対策イノベーション連合(Coalition for Epidemic Preparedness Innovations:CEPI)を通じたワクチン開発への資金提供
  • 35万5,000人の生徒とその家族に食料を供給する臨時食料配給施設をシカゴ市の公立学校500校に設置
  • 食料難に苦しむ市民に450万食を提供するシカゴ市緊急食料配給計画への支援
  • 感染者への初期対応を行うシカゴ市の医療従事者への個人防護具と援助物資の提供
  • ニューヨーク市の非営利組織を支援する7,500万ドルの基金を、ニューヨーク・コミュニティ・トラスト、ブルームバーグ・フィランソロピーズ他と共同で設立
  • 全国で1日に10万人分の検査の処理、最終的には検査数を1日50万人まで拡大することを目標とする、迅速検査プログラムの開発(ワイル・コーネル医科大学)
  • 過去の感染と抗体保有者の範囲の把握と、トリアージのための人材配置を目的とする、ニューヨーク市職員を対象とした抗体検査の実施(ニューヨーク大学ランゴーン・ヘルス)
  • 新型コロナウイルスの抗体保有者の特定と、新型コロナウイルスに感染済みの医療従事者の再配置を目的とする、血清検査の拡大に向けた取り組み(マウント・サイナイ・ヘルス・システム)
  • 最前線の医療従事者の感染予防と重症患者の症状の進行抑制を目的とする、免疫療法の開発と利用(ロックフェラー大学)
  • 最前線の医療従事者の感染予防を主眼に置いた予防薬の効果判定(ワイル・コーネル医科大学)