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Worth the Share:メンタリングは革新的な組織の間で勢いを増し続ける

January 26, 2018

キャリアを重ねるにつれ、あなたが会社にもたらす価値の大部分は、直属の部下や他チームの同僚など、他者を励ますという形で表れるようになります。シタデル・セキュリティーズでは、マネジャーに対し、メンタリング・スキルの実践と習得を奨励しています。以下のBusiness2Community誌の記事では、他者を指導する能力を発揮してキャリアの次の段階に進もうとしているトレーダー、ソフトウェアエンジニア、クオンツ・リサーチャーに、素晴らしいヒントを提供しています。

Worth the Share:メンタリングは革新的な組織の間で勢いを増し続ける

後輩の成功を手助けするために力を注ぐことは、多くの組織で期待されていることです。メンターには4つの重要な役割があります。

  • 相談役として、公平な助言とサポートを提供する
  • 豊富な経験を基に、指導する
  • 情報を与えて、新たな挑戦への扉を開く
  • フィードバックを提供する

メンタリングの成功には感情的な要素もあります。メンタリングは友情と混同されるべきではありませんが、メンティー(メンタリングを受ける人)が、この関係の特徴である特異性と機密性を信用できるようになれば、強固な関係が築けます。

メンタリングとコーチング

メンタリングとコーチングには、微妙ながら根本的な違いがあります。その違いを見てみましょう。

メンタリングの役割:

  • 長期的で人間関係に基づく
  • 将来の役割に備えるための開発主導型
  • 具体的な学習優先事項を超えて、自己の存在を扱う(特に、自信、自負心、自尊心)

コーチングの役割:

  • タスクまたはパフォーマンス主導型
  • プレゼンテーションや特定の講演の準備など、特定のスキルや能力の習得、あるいは強化に取り組む場合がある
  • スキルを習得した時点で、コーチング期間が終了する

メンターシップは信頼の雰囲気の中で成功する

メンターの役割は質問することです。その目的は、メンティーが自分の目標や機会を自己診断できるようにすることです。これも、メンタリングとコーチングの異なる点の一例と言えます。テニスのコーチは教え子のサーブを上達させることに集中しますが、ビジネスのコーチは交渉スキルの開発に集中します。コーチは細部を気にしたり、特定のタスクを扱ったりしますが、メンターは長期的に物事を考えます。そのため、質問が必要になるのです。よく耳にする「5年後の自分はどうなっていると思いますか?」という質問に限らず、このテーマについての質問の仕方はいろいろあります。

  1. 「あなたが本当にやりたいことは何ですか?」
  2. 「あなたの最高のスキルは何ですか?」
  3. 「自分のどの部分を成長させなければならないと思いますか?」

メンターとしてのあなたの役割

メンタリングの関係には2つのタイプがあります。

  • 公式 – 組織を通じて割り当てられることが多い
  • 非公式 – 通常、組織化されていない

関係のタイプにかかわらず、留意すべき6つの点があります。

1. ワークライフバランス
メンターシップを完全にキャリアに重点を置いたものにしようと考えている場合、これが最も難しい点の1つになるでしょう。個人的な問題をすべて排除してしまわないように注意してください。メンティーの私生活での行動やパターンは、仕事上の成果にも影響を与えることがあります。例えば、私生活で緊迫した人間関係にあるメンティーが、職場でストレスに過剰反応して暴言を吐くといったケースを考えてみてください。

2. 境界線を引く
簡単に言うと、議論したくないトピックがあるかもしれないということです。この点を明確にしておきましょう。

3. ミーティングの時間枠を決める
公式に任命されたか、非公式の「ボランティア」であるかにかかわらず、成功するメンターシップはほとんどの場合、事前にミーティングを設定し、それに基づいて行われています。こうすると、メンティーは質問を用意しておくことができ、宙ぶらりんの状態で放っておかれることもありません。また、メンティーが自分の日常に踏み込んでくることも避けられます。

4. 観察する
イベントに一緒に参加したり、人に紹介したりするよう心がけましょう。建設的なフィードバックを提供するために、このような状況を利用して、メンティーの態度、社交性、人脈作りのスキルを判定します。

5. 好奇心を持つ
あなたの役割は質問をすることだという点を忘れないでください。相手を尋問するのではなく、メンティーについて知るために質問するのです。ここでは、あなたの経験と直感が試されます。言葉では表現されない、あなたが受けた第一印象も重要になります。

6. 問題を解決することを我慢する
あなたの役割は、課題を解決する方法をメンティーが「発見」するのを助けることです。どれだけそうしたいと思っても、解決策を教えてしまってはいけません。

リーダーが自身の経験を共有することで、他者はさらに上の役割に備えるために必要なものを身につけることができます。メンティーが、自身の不安だけでなく、夢や目標も共有することを学べば、自信を持つことの大きな意味に気付けます。メンターシップは、多くの組織で、意欲的な新リーダーがより大きな取り組みに参加するための自信を育む際に、大きな変革をもたらすことができます。

本記事はCorporate Class Inc.に掲載されたものです。

 

本記事は、Business2CommunityのDiand Craigにより執筆されました。記事の掲載については、NewsCred出版社ネットワークを通じて許諾を受けています。許諾に関するご質問はlegal@newscred.comまでお問い合わせください。